どういうこと?自動車保険の保険金は受け取ると損
自動車保険でちょっと難しいのが、保険金を受け取った方が損な場合があるということです。そんな馬鹿なという感じもしますが、紛れも無い事実です。
自動車保険を受け取ると損をするって、一体どういうことなのでしょうか。どういう場合は保険金を受け取った方が良く、どういう場合は受け取らない方が良いのでしょうか。
保険を使った時のペナルティが重くなった
2013年4月にノンフリート等級の仕組みが新しくなりました。大雑把に言って、事故を起こした場合のペナルティが重くなったと言えるでしょう。従来の等級ダウンに加え、事故を起こしてから数年間は、さらに割増料金が適用されるのです。
この変更のために、保険を使わないで処理する方が有利なケースが増えました。
事故を起こしても保険金は請求してはいけない
仮に交通事故を起こしても、保険を使わない方が良い場合が増えているようです。受け取れる保険金が小さい場合、保険を受け取らない方が有利なのです。
せっかく入った保険なのにそれを使えないなんて、はっきり言って本末転倒ですよね。率直に言って、個人的には全く腑に落ちていません。
でも、そういう制度変更がされてしまった以上、賢く立ち回る必要はありそうです。
分岐点はいくらくらいだろう?
上に書いたように、自動車保険には保険金を受け取らない方が良いケースが多いです。問題は、いくら以上だと保険金を受け取った方が良いかです。
大雑把に言って、支払った保険料の2倍程度が分岐点になりそうです。事故の年の保険料が10万円なら、20万円以上の保険金がもらえるかどうかで受け取るかどうかを決めればいいわけです。
あくまで目安ですけどね。