自動車保険という商品全体で見ると、その規模はどう推移しているのでしょうか。
個人的には、以前に比べると、テレビCMが増えた印象を持っています。そのイメージからすると規模は拡大しているのでしょうか。
具体的な統計をもとに確認してみましょう。
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日本損害保険協会の統計情報がありました
日本損害保険協会の発表する「保険種目別正味収入保険料の推移」という統計を見ると、火災保険、自動車保険、傷害保険などの毎年の正味収入保険料の推移を確認することが出来ます。
正味収入保険料というのは、保険会社が受け取る保険料の合計だと思っておけば良いでしょう。厳密に言うと細かい定義があるのですけどね。
この統計を使うと1994年から2012年までの19年間の自動車保険の保険料の推移を確認することが出来ます。
20年近く横ばい
レポートを見て驚いたのですが、自動車保険の保険料は過去20年近くずっと横ばいでした。ほとんど増えてもいませんし、減ってもいません。
大きな変化が無いことを具体的な数字で確認してみましょう。正味収入保険料は1994年度は3,466,250(百万円)でした。それが、2012年度には3,614,716(百万円)になっています。
本当に、ほとんど変わっていませんよね。19年で4.2%しか増えていません。
率直に言って、20年近く変わらないって、業界としては完全に停滞していますよね。何とか規模を維持していると言う感じでしょうか。
今後日本人の人口が減るのは確実です。業界的にはかなり厳しそうですね。
【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法
自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。
ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。
保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。
ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。
もう少し詳しく:自動車保険一括見積もりサービスを使おう

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