以前ご紹介したように、損保ジャパンと日本興亜損保が自動車保険の保険料の値上げを決めています。それに後追いする形で、三井住友海上火災とあいおいニッセイ同和損保の2社が保険料の値上げを決めたようです。
値上げは10月からで、両社とも平均で1.9%の値上げになるということです。値上げの率としては大したことはありませんが、それでも気にはなるところですね。
ただ、損保ジャパンや日本興亜損保の値上げに比べると、値上げの率は小さいです。1
Contents
消費税率アップが影響
ちなみにこの値上げは、消費税率のアップが影響しています。保険料自体には消費税はかかりませんが、消費税が上がったために保険金の支払いが増える可能性があるのです。
例えば、自動車の修理費用は、消費税の分だけ上がると考えられます。ということは、車両保険の保険金額の支払いもその分増えることになるわけです。
こういった価格の上昇を補うために、今回の値上げを行うということですね。
両社ともMS&ADグループの会社
ちなみに、この両社がMS&ADグループ傘下の企業です。さらには、この両社に三井住友海上あいおい生命保険株式会社を加えて、機能別の再編を考えているようですね。
両社の値上げ率が同じなのも、発表のタイミングが同じなのも、自然と言えば自然なわけです。
- <自動車保険料>あいおいと三井住友 1.9%値上げ発表(毎日新聞)2014年5月10日 [↩]
タグ: 自動車保険の保険料と消費税
【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法
自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。
ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。
保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。
ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。
もう少し詳しく:自動車保険一括見積もりサービスを使おう

スポンサードリンク
スポンサードリンク
関連した記事を読む
- 自動車保険の保険料は値上げの傾向らしい
- NKSJホールディングスの値上げ率が決定| 不思議なことがいくつかあります
- 自動車保険の参考純率を0.7%引き上げ
- NKSJグループ(損害保険ジャパンと日本興亜損害保険)が自動車保険の保険料をアップ| 消費増税の便乗値上げか?
- 知っているとお得!自動車保険の保険料についての知識
- 自動車保険の保険料に消費税はかかるのか?
- 自動車保険の保険料アップも貢献| 損保大手3社が連結黒字ですって