自動車保険と一口に言っても、実際には補償は一つだけではありません。様々な補償がついています。率直に言って、かなり複雑なものだと言って良いでしょう。
これは、医療保険や生命保険と大きく違う点です。医療保険や生命保険も細かい保障はついていますが、中心となる大きな保障は一つです。
対人賠償保険は絶対に必要な補償の一つ
ところで、自動車保険の補償の中には、2つのタイプがあります。一つは「絶対に必要なも」です。そしてもうひとつは「不要とは言わないまでも必ずしも必要ではないもの」です。
自動車保険の補償の一つである対人賠償責任保険は、絶対に必要なものの一つです。対人賠償責任保険というのは、交通事故の相手のケガや死亡に対する損害賠償に対して備える補償のことです。
交通事故で人を死なせてしまった場合、その賠償金額は相当高額になります。億単位になることも珍しくありません。
常識的に考えて、普通の家庭にそんなお金を払う金銭的な余裕はありませんよね。自分の生涯賃金かそれ以上の額ですから。
預貯金では何ともならないものですから、保険を使って備えるわけです。
ほとんどが保険金額を無制限で契約
ちなみに、対人賠償責任保険の保険金額は、契約者が自分で決めることが出来ます。しかし、実際には無制限に設定されている場合がほとんどのようです。
例えばイーデザイン損保の場合、98.7%が保険金額を無制限で契約しています。あるいは、損保ジャパンの場合は99.9%が無制限です。
ちなみに、損害保険における保険金額というのは、いくらの損害賠償まで保険金が支払われるかという意味です。それを無制限に設定するということは、保険金額がいくらでも損保会社が補償してくれるということですね。
上にも書きましたが、人が亡くなるような事故の場合、億単位の賠償責任を負うことになるかもしれません。億単位の損害賠償に備えるには、無制限にする以外は対処しようがないということです。
ここまで書いたように、対人賠償保険が絶対に必要という理由がお分かりいただけるでしょう。そして、保険金額は無制限にすべきなのです。
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自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。
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