人身傷害補償保険は絶対に必要なのだろうか?状況次第では無しでもいいかもしれない

前のページで書いたとおり、人身傷害補償保険は必要性が大きい補償の一つだと思います。ただ、よくよく考えてみると、入らなくても大丈夫な人もいるのかもしれません。

結論から言ってしまうと、おそらく、家族しか絶対に乗らないというのなら、特に必要が無い気がします。ただ、家族以外の人間を乗せる可能性があるのなら、入っておいた方が無難かな。

家族の問題だけなら他の保険でカバーできている可能性が大きい

家族しか乗らない場合、人身傷害補償保険は要らない可能性が大きいです。その理由は簡単で、他の保険でカバーできている部分が大きいからです。

まず、仮に単独事故でケガをした場合は、公的な医療保険が使えます。健康保険とか国民健康保険などのことです。これがあるために、月々の医療費の上限は9万円程度になる可能性が大きいです。

もちろんそれなりの負担ではありますが、家計が行き詰まるなんて心配は小さいでしょう。その後の入院などを大きめに見積もっても、総額で数十万円単位でしょう。

また、ケガをして働けない期間は、これまた健康保険の傷病手当金というお金がもらえる可能性があります。ということは、所得補償的な部分でも、問題はおきにくいのです。

こうやって考えると、まあ保険無しでも対処できそうですよね。多少の預貯金は無いと厳しいですけど。

ケガをした人がもし民間の医療保険に入っていれば、さらに生命保険会社から保険金が受け取れるわけです。保険として受け取る額の方がケガによる支出よりも大きくなるかもしれません。

ということで、ケガへの対処という意味では、必要性は小さいと考えられます。

誰かが亡くなった場合も、必要なら生命保険に入っているはず

仮に誰かが亡くなった場合はどうでしょうか。

この場合は、生命保険の死亡保険金がもらえる可能性があります。亡くなると家計に大きな影響が出る人の場合、生命保険に入っている可能性が大きいですよね。一般的には夫でしょうか。

生命保険の保険金は、仮に夫が亡くなっても残された家族が困らない額として設定されているはずです。ということは、車の事故で亡くなった場合も、対処可能になっているはずなのです。

それ以外の家族の場合は、死亡保障は特に必要が無いはずです。その方が亡くなっても、残った家族の生活が金銭的な意味で困るわけではありませんから。

そもそも、亡くなっても家計は困らないから、生命保険に入っていないわけです。そう考えると当然ですよね。

ちなみに夫が亡くなるケースでは、公的な遺族年金が使える可能性もあります。より正確には、遺族基礎年金や遺族厚生年金が受け取れることがあるのです。

ドライに考えると、この部分でも問題は無さそうです。金銭的な意味で必要な部分は保険でカバーされているのです。

もちろん、家族が亡くなることに対する精神的な損失はあるでしょう。でも、それは、保険とは切り離して考えるべき部分です。

結局、他人を乗せたときの賠償が問題になりそうだ

こうやって考えると、結局のところ、同乗者のケガや死亡で大きな問題になるのは他人を乗せた場合です。家族の場合は対処が可能なようですから。

他人を乗せた場合は、損害に対しての賠償責任が発生する可能性があります。この部分に備えるのは、自動車保険の任意保険しか無いのです。

ということは、絶対に家族以外は乗せないのが確実なら、人身傷害補償保険は無くてもいいのかもしれません。例えば、自分が足代わりとしてだけ使う軽自動車に対してなら、無くてもいいのかもしれませんね。

合理的に自動車保険の節約をするという意味では、検討してもいいポイントかもしれません。

他人を乗せる場合も人身傷害保険は不要かも

もっとも、家族以外を載せてけがをさせたような場合には、自賠責保険や対人賠償責任保険が使えるんですよね。そう考えると、やっぱり要らないんじゃないかと思えてきます。でも、その割にはみんな文句も言わずに入っているんですよねえ。


自動車保険は必要か?要らない補償は無いの?

【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法

自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。

自動車保険の保険料が平均で2万5000円も安くなる

保険スクエアbang!サイトのコピー
平均で2万5000円、中には5万円も
安くなる人も

ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。

保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。

ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。