国内の自動車販売は右肩下がり!日本で走る車の台数は減っているの?

最近、日本人の自動車離れが激しいように見えます。なぜなら、バブル崩壊のころをピークに年々国内の自動車の販売台数が減っているのです。

例えば、トヨタ自動車75年史というサイトでは、トヨタ自動車の国内販売台数に関するグラフを作っています。具体的には次のグラフです。

123

このグラフを見ると、増減を繰り返しながらではありますが、販売台数が減っているのが分かると思います。ピーク時の90年代前半から見ると、6割程度までに落ち込んでいる感じでしょうか。

このグラフにはトヨタの国内のシェアもでていますが、シャア自体はそれほど大きな変化が無いのが見て取れます。ということは、トヨタ自動車に限らず、国内の自動車販売全体が相当落ち込んでいると考えて良さそうです。一目瞭然というヤツです。

はっきり言って、日本国内では、あまり車は売れなくなっています。ただ自動車は日本にとっての主要産業の一つです。これは由々しき事態なのかもしれません。

実際、ウィキペディアには「若者の車離れ」というページができています。少なくとも社会問題の一つであるのは間違い無さそうです。

実際は車離れは起きていない

しかし、よくよく調べてみると、日本人の車離れは起きていないようです。実は、日本の自動車の保有台数は、減ってはいないのです。具体的な増減は次のグラフをご覧ください。自動車検査登録情報協会というところのデータです。

124

ここ数年は、単年で見ると、自動車保有台数が前年割れということもあるようです。しかし、長期的に見ると横ばいか若干増えているのです。要するに、走っている車の数は変わらないということですね。車離れがあるとしても、若年層のみに限定的に見られる現象のようですね。

日本人の人口が減少に転じようかというご時勢です。その状況を考えると、意外と頑張っているという感じがします。

車が売れないのに車の台数が減らない理由

ところで、車の売上が大きく減っているのに走っている車の数が増えるなんてことはあり得るのでしょうか。その答え「十分にあり得る話」と言えそうです。こんなどうすれば可能かというと、1台の車の廃車までの期間を長くすればいいのです。

実際、直近のデータを見ると、乗用車の平均使用年数は12.58年にまでのびています。1台の車を約13年も使うわけですね。これだけ長期に使えば、確かに買い換える人が減っても不思議ではありません。

この数字は過去にはどうだったかというと、自動車の販売台数がピークだった1990年には9.26年でした。ということは、その頃と比べると、使用期間は35.9%も長くなっているのです。

車の平均使用年数をグラフにすると、次のようになります。

125

このグラフを見ると、新車が売れないのは当然だという結論になりますよね。人が増えない今の日本の状況で買い換えの頻度が落ちれば、売上が落ちるのは必定です。少なくとも、今の日本の現状を考えると、新車の売上が急激に伸びるということは無さそうです。

もちろん、景気が良くなれば、多少増えたりすることはあるのでしょうけどね。全体的な傾向を覆すことは不可能です。

平均で12.58年ということは…

ところで、上で挙げた平均で12.58年というのは、あくまで全体の平均です。ということは、15年以上走っている車だって少なくないということです。おそらく20年以上の車だってあるでしょう。

そう考えると、平均12.58年というのは、結構すごい数字だと思います。90年代の車が、かなりの数現役で走っているということです。

ちなみに、中古車情報のカーセンサーのサイトで、90年代以前の中古車情報をチェックしてみました。そうすると2万6739台の登録がありました。確かに、現役です。

さらに、1980年代以前の中古車もチェックしてみました。この条件でも3,296台の登録があります。結構あるものですね。

まあ、このうちの1,000台ちょっとは1979年以前の車です。ですから、ある種のコレクターズアイテムも含まれているのでしょうけどね。それでも、現役用としてのマーケットも一定規模ではありそうです。

古い車が増えると事故が心配

ところで、古い車が増えるのは、自動車メーカーだけの問題ではないかもしれません。別の社会問題を引き起こす可能性もあります。

一般的に、こうした機器の使用年数が長くなると故障がおきやすくなります。ということは、事故につながる可能性も増えるということです。その意味では、ちょっと気になる傾向とは言えそうです。

しかし現状を見る限りでは、事故に関してもそれほど心配は要らないのかもしれません。なぜなら、日本での交通事故の死者数は、毎年減っている状態だからです。しかも、かなりの勢いで減っていることが分かります。

古い車がいっぱい走っているはずなのに、死亡につながるような事故はおきにくくなっているのです。ちょっと驚きですね。

それにしても、これだけ壊れにくい日本車って、すごいですよね。その一方で、壊れにくいおかげで、次の車への買い換えが進まないともいえそうですけど。

優秀すぎて自分の首をしめるという、ちょっと皮肉な状況になっています。


【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法

自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。

自動車保険の保険料が平均で2万5000円も安くなる

保険スクエアbang!サイトのコピー
平均で2万5000円、中には5万円も
安くなる人も

ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。

保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。

ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。