東京海上社長が「不払いに当たらない」と明言| でも、何か矛盾していないか?

東京海上の自動車保険の不払いが問題になっています。9年前に発覚していたにも関わらず当時は発表しなかったというところが、特に問題視されているようですね。

これに対して東京海上の社長が、「不払いに当たらない」と主張しています。1

結局、東京海上は何が言いたいの?

ただ、この方の主張が、ちょっと分かりにくい部分があります。まず、当時の経営判断について、次のように語っています。

永野社長は、不払いとしなかった経営判断について、当時は第三者の意見も踏まえるなど「最善を尽くした」とし、理解を求めた。

つまり、当時の経営判断では、不払いとしなかったのは妥当だと言いたいようなのです。ところが、現在の対応については、ぜんぜん反対のことを言っています。

その一方で「今日的な観点から、これまでの対応よりもっと努力できることはないか、と思っている」とも述べ、今後も請求があれば「可能な限り支払いに対応したい」と、顧客に呼びかけていく考えを示した。

これって、素直に読むと、「不払いの可能性があるから、調べてみてね」と言っているように感じるのです。当時は不払いじゃないという判断をしたけど、それが間違っていたといいたいのでしょうか。「最善を尽くした」けど、判断を間違ったと。

でも、明示的には謝罪の意は示していないんですよね。それに、「不払いだったとは考えていない」とも明言しています。

不払いじゃないけど「最善を尽くしたい」って、結局、何を言いたいのでしょうか。本当に不払いじゃないのなら、放っておけば良い話ですよね。でも別の記事によると、時効を撤廃して支払に応じるなどの対応はしているのです。わけが分かりません。

素直に謝ると都合が悪いことがあるのかなあ。過去の経営幹部の責任追及とかしないといけないですからね。そうなると、確かに、色々と揉め事がありそうです。

煮え切らない謝罪会見は問題を長引かせる

何にしても、率直に言って、煮え切らないコメントだなあという感じがします。「俺達は悪くないけど、請求してきた人には払ってやるよ」的なニュアンスは感じますよね。

日本の特徴でしょうが、謝罪する時に言い訳をすると、批判が尾を引く可能性があります。放送時間を埋めたいワイドショーなどが許さないので、延々と追求していくのです。

まあ今回の場合はオリンピックがあるから、意外とあっさり火消しは出来そうな気もしますけどね。別の大きな話題があるときには、小さな問題は有耶無耶になってしまうのも、よくある話ですから。

逆に言うと、オリンピックの始まるタイミングを狙って、問題になりそうな過去の事実を明らかにしたのかも。狙ってやったのなら、良い経営判断だと思います。

ちなみに補償の額としては、たいした額ではありません。事故でケガをさせた場合が2万円で、死亡させた場合が10万円だったかな。交通事故のときの賠償額などと比べれば、微々たるものです。全部払ったって、東京海上の経営には大きな影響は無いでしょう。

だったら尚のこと、謝っちゃえば良かったのにと思うのですけど。まあ、素直に謝れない事情があるのでしょうね。社内政治なのか、社長のプライドなのかは知りませんけど。


  1. 自動車保険の過去の未払い部分、「不払いに当たらない」=東京海上社長(ロイター)2014年2月7日 []

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