保険会社が倒産すると、契約者は不利益をこうむる可能性があります。
不利益が有るかどうかとか、具体的にどんな不利益があるかは、実際に倒産してみないと不透明な部分もあるのですけどね。倒産したときの処理方法はケース・バイ・ケースですから。
とにかく、現在契約している条件よりも、不利になる可能性が大きいのです。
不利益をこうむる可能性があるのなら、つぶれない保険会社を選ぶことは大事だと感じるでしょう。しかし実は、自動車保険の場合は、それほど気にしすぎる必要は無さそうです。
1年単位の契約なので被害は限定的
損害保険会社の場合は倒産する可能性をあまり気にしなくても良いでしょう。その理由は簡単で、個人が自動車保険の契約する場合大体が1年契約だからです。
1年契約ということは仮に途中で倒産しても、最大の不利益は1年分の保険料なんですよね。ということは、金額にして数万円でしょう。
しかも、この数万円が丸々無駄になってしまうことはありません。損害保険契約者保護機構というのがあって、かなりの部分はこの機構により守られるのです。ということは、損をしてもせいぜい数千円程度という可能性が大きいわけです。
もちろん、この程度の金額でも損をするのは嫌なものです。ただ、それほど心配しすぎる必要は無いと考えられます。
生命保険会社の場合はつぶれない保険会社を選ぶのは特に重要
自動車保険に関しては、保険会社の倒産をそれほど気にする必要はありません。しかし、それ以外の保険の場合は、倒産を気にした方が良いケースもあります。
特に気にする必要があるのが、生命保険です。特に積み立て型の生命保険に契約する場合は、保険会社の財務健全性については、十分に調べた方が良いでしょう。
なぜ生命保険の契約で保険会社の財務健全性が重要かというと、生命保険は契約期間が長いことが多いからです。一般的には生命保険の場合は、10年以上の契約をすることが多いでしょう。
ということは、万が一保険会社が倒産したりすると、十年以上かけて貯めたお金が減らされて戻ってくる可能性が大きいのです。
これ以外にも、生命保険の場合は、年齢が上がると契約しにくくなるといった問題もあります。自分達を守るためにも、倒産する可能性が小さそうな保険会社を選ぶのは大事なことでしょう。
【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法
自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。
ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。
保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。
ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。
もう少し詳しく:自動車保険一括見積もりサービスを使おう

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