自動車保険に限った話ではありませんが、民間の保険会社の保険には特約がたくさんあります。率直に言って、これらの特約には必要性が小さいものが多いです。要するに無駄な特約が多いのです。
もちろん、必要性が大きい特約が無いとは言いませんけどね。ほとんどが入っていなくても問題が無いものなのです。
必要以上の掛け捨て保険は保険料の無駄遣い
掛け捨て型の保険というのは、保険料が入ってきたらその一部を保険会社が最初に抜きます。そして、残ったお金が事故を起こした人の保険金の支払いに回るしくみです。
どの程度の割合が保険会社の手数料になるかは、保険会社や保険の種類で異なります。手数料の割合が大きい場合だと、半分近くが手数料として取られると思っておいて良いでしょう。
ということは、必要性が小さい保険なら、極力入らない方が良いのです。結局、割高の保険料を保険会社に貢いでしまうだけになるわけですね。
この点は十分に注意する必要があります。
特約というのは、掛け捨て保険です。ですから、特約のために払っている保険料のかなりの部分は、保険会社に手数料として取られていると考えて良いでしょう。
特約の多さは保険金不払いの要因の一つになっている
特約が多いことは、別の問題も生みます。保険会社の担当者も特約の種類を把握しきれず、保険金不払いの原因にもなりかねないのです。
実際、これまでに保険金不払い事件が何度か起きています。そのうちの主な原因の一つが保険会社が特約を把握しきれていなかったからなのです。
つまり、保険金を支払ってもらえる状況にも関わらず、保険金が支払われないケースもありうるわけですね。
自分を守るためにも特約を増やしすぎるのは危険
保険というのは、基本的には、条件を満たしたときに自分から保険会社に保険金の支払いを申請するものです。しかし特約の種類が多すぎると、自分が入っている保険を把握し切れません。
多くの場合は保険会社が契約している特約についても考慮してくれるでしょう。しかし、上に書いたような事情で、保険会社自身も気づいていないことがありうるのです。
ということは、保険金を受けとる場合の損を避けるには、自分の契約を性格に理解しておかないといけません。ただ、契約している特約の種類が多すぎると、自分の契約が把握し切れません。
結果的に損をする可能性が大きくなるといえるでしょう。
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