自転車保険からの撤退が相次ぐ| 入っておくべきだと思うけどな

最近になって、自転車保険から撤退する損害保険会社が増えているようです。「自動車」保険ではなく「自転車」保険の話です。1

もしかしたら、「自転車保険なんて必要なの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、個人的にはぜひ加入していただきたい保険だと思っています。

高額の賠償に対応するには保険しかない

自転車保険に入った方が良い理由は、法律の改正があったからです。法律改正の影響で、自転車と歩行者の事故で自転車側に高額の賠償を求める判決が数多く出ているのです。

 自転車は、車やオートバイが強制的に加入させられる自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の対象外。自転車の車道走行のルールを厳格化するため道路交通法が改正された07年以降、歩行者をはねた自転車側に対する高額賠償判決が相次いでいるが、自転車が保険未加入のため被害者に賠償が及ばないケースも生じており、保険における安全網構築の重要性が改めて浮かんでいる。

こういう状況の変化があるので、自転車保険に入っておいた方が良いわけです。自分がケガをさせたときに、高額の損害賠償が支払えずに経済的に追い込まれると言うケースもあるでしょう。

また、ケガをさせてしまった相手にとっても、ケガをさせた相手に経済力が無いと困ってしまいます。被害者のことを考えても、自転車保険には入っておくべきでしょう。

その一方で損害保険会社にとっては、自転車保険はそれほど美味しい保険と言うわけではありません。なんと言っても、単価が安いので、売ってもそれほど儲からないのです。

ただ、高額の賠償責任が発生する事例が増えれば、もしかしたら、将来的に強制加入と言う時代も来るかも知れませんね。自転車を所有していれば保険加入が必須と言うような感じになるのでしょうか。もっとも、保険料をどうやって徴収するのかは分かりませんけどね。自転車の購入時に、一台についていくらと課税するのが現実的でしょうか。

自転車保険というよりは個人賠償責任保険

ちなみに、「自転車保険」に入る代わりに、違う保険に入っても自転車事故の賠償責任に備えることが出来ます。具体的にどんな保険に入るかというと、個人賠償責任保険という損害保険に入ります。

この保険は、個人が人にケガをさせたり人のものを壊した時に、その賠償金を補償してくれる保険です。もちろん、自転車による事故にも対処できます。ただ、自動車の事故には対処できません。

この保険のいいところは、家族のうちの一人が契約していれば、他の家族も補償されるという点です。ですから、支払う保険料が小さくて済むのです。

その一方で、自転車保険には付いている傷害保険の機能は、個人賠償責任保険には付いていません。率直に言って、自転車保険の傷害保険の機能は無駄な可能性が大きいと考えています。余分な補償がついてないと言うのも、個人賠償責任保険のいいところです。

自転車保険か個人賠償責任保険かどちらかを選ぶと言うことなら、個人的には、個人賠償責任保険の方をおすすめします。自転車事故における損害賠償に備えると言う意味では、趣旨にあっていると思うのです。

ちなみに、個人賠償責任保険は、クレジットカード会社を通して申し込める事が多いです。あるいは、自動車保険などの特約として入ることも出来ます。

興味があったら、調べてみると良いでしょう。


自転車保険って何?必要なものなの?
  1. ■ <自転車事故>保険の認知度低く 損保各社、販売中止 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100822-00000008-mai-soci []

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