傷害保険は損保会社の主力商品の一つです。自動車保険や火災保険に比べると収入保険料1 としては少ないですが、損害保険の中ではその次くらいの収入保険料があります。
傷害保険はケガだけしか対応できない
それだけ契約者が多い保険ですが、個人が契約する必要性があるかといわれるとはなはだ疑問です。なぜかというと、傷害保険というのは、ケガにしか対応出来ないからです。
私たちが医療費を支払うのは、ケガだけに限りません。というか、病院を使うのはケガよりも病気の方が頻度としては多いでしょう。だったら、ケガだけに備えてもあまり意味は無いですよね。
もちろん、スポーツ選手などケガをする確率が大きい人なら、まだ利用価値はあるかもしれません。そうでない場合は、保障の範囲が広い医療保険を選ぶのが良いでしょう。
公的な医療保険は充実している
もう一つ必要性が小さいと思う理由は、日本の公的な医療保険は非常に充実しているからです。公的な医療保険というのは、健康保険や国民健康保険のことですね。
大きなケガをして長期の入院をしても、一般家庭の場合、一ヶ月の医療費はせいぜい8万円程度でしょう。なぜなら、高額療養費という仕組みがあり、一ヶ月の医療費の上限は決まっているからです。
つまり、ある程度の貯蓄があれば、医療費は気にしすぎる必要は無いのです。
掛け捨て保険は手数料が高い
傷害保険が不要であると考えるもう一つの理由が、掛け捨て保険というのは手数料が高いからです。
掛け捨て保険というのは、私たちが払った保険料から、保険会社が最初に手数料を抜きます。そして、残ったお金を事故にあった人に支払うわけです。
実は、この手数料がかなり高いのです。正確な割合は分かりませんが、保険料の3割とか4割程度は手数料として取られていると考えるのが妥当でしょう。
それだったら、保険料を貯蓄にまわし、万が一の時に備える方が賢いでしょう。
- 収入保険料というのは、要するに、一般企業の売上の事です。 [↩]
【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法
自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。
ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。
保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。
ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。
もう少し詳しく:自動車保険一括見積もりサービスを使おう

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