一部の損保会社では、3つ程のプランを用意して契約者に選ばせるという方法を採っています。例えば、三井住友海上の自動車保険であるクルマの保険の場合、次の3つのプランがあります。
- 基本プラン
- 標準プラン
- 充実プラン
消費者の心理としては真ん中を選びたがる
このように3つの選択肢がある場合、消費者としては真ん中を選びたくなる傾向があるのだそうです。例えば、寿司などで松竹梅とあると、真ん中の竹を選ぶ人が多いようです。1
今回の場合だと、おそらく「標準プラン」を選ぶ人が多そうです。必要性にかかわらず、とりあえず真ん中のプランをということですね。
自動車保険の契約者の多くは、自動車保険の十分な知識をもっているわけではありません。知識が無い人だと、真ん中を選ぶ人が特に多そうですね。基本プランだと補償が足りないような気がして、ちょっと不安になるのかもしれません。
実際にはどのプランを選べばいいのでしょうか
さて、実際には3つのプランのうちのどれを選べばいいのでしょうか。個人的には基本プランを選んでおけば十分ではないかと思います。
基本プランを選ぶと、さらに2つの選択肢があります。一つは「対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険」の3つの補償がセットになったものです。そしてもう一つが「対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険、車両保険」の4つがセットになったものです。
車両保険の必要性はケース・バイ・ケースですが、それ以外の3つに関しては必要性が高い補償だと考えて良いでしょう。そして、これ以外の補償に関しては、無くても大きな問題は無さそうです。ですから、車両保険の必要性に応じて、どちらのセットを選ぶか決めればいいわけです。
標準プランにすると、上の組み合わせに加え対物超過修理費用特約、搭乗者傷害(入通院/2区分)特約、全損時諸費用特約などがついてきます。これらの補償に必要性が全く無いとは言いません。でも、無くても特に大きな問題が無い補償とも言えるでしょう。
余分な保険料を払うくらいなら、基本プランにして保険料を安くした方が良いとおもうわけです。
- 実は松竹梅には、もともとは上下関係は無いのだそうです。松が一番上というのは、最近の慣習のようですね。 [↩]
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