交通事故にあった場合はどうしたらいいのでしょうか？

交通事故を起こした場合、どのように対処すべきでしょうか。

損害保険会社に連絡するタイミングは？

日本損害保険協会のサイトには次のように解説されていました。

この説明を見ると分かるように、当初の事故対応は自分自身でやらないといけないということですね。保険会社や代理店の担当者が出向いて処理をしてくれるというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、そういうことではないのです。

まずは、被害者の救助や危険物の除去をして、その後警察への連絡をします。その後に、相手や目撃者の連絡先の確認をし、状況をメモに残すわけです。これが済んだ後に、初めて保険会社に連絡するわけですね。

事故にあった場合の対処の手順

①被害者の救助など
②警察への連絡
③被害者の連絡先と目撃者の確認
④損害保険会社に連絡

相手の連絡先を確認するという部分までは、常識的に分かりますよね。忘れがちなのはそれ以降でしょう。

目撃者の連絡先を確認するというのは、事故直後の精神的に不安的な時期にはなかなか気づきにくそうです。普段から意識しておかないと、難しそうですね。

また、事故の状況をメモに残すというのも、なかなか気づかない可能性が大きそうです。車内のどこかにチェックリストを作っておいておくといいかもしれません。

ちなみに、保険会社や代理店に連絡するのは、一通りの対応を自分で済ませた後ということになるようです。ただ、保険会社や代理店に最初に連絡してしまうというのも一つの手かもしれません。そうすれば、対応の手順を教えてくれるでしょう。

各社専用ダイヤルなどを用意しているようですから、そういうところに電話して指示を仰ぐわけです。

また、車両の修理や示談は、保険会社を通して行う必要があります。自動車を修理するときには、必ず事前に保険会社の承諾を得ないといけません。

また、当事者同士で示談を行ってもいけません。当事者同士で示談をした場合は、保険金が支払われないケースもあります。

さらに言うと、念書のようなものを求められたら、必ず断りましょう。トラブルの元です。事故の相手との話し合いは、保険会社に任せてしまうというのが、一番合理的なやり方です。

このあたりも一度認識しておく必要があるでしょう。

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