日本は台風が多い国です。ですから、台風の影響で自動車の修理が必要になるというケースは、全く無い話とは言えないでしょう。水没して動かなくなる可能性もありますし、看板などが飛んできて損傷することもあります。
さて、台風で被害を受けた場合、自動車保険を使って修理をすることは出来るのでしょうか。また、保険を使って修理をすることにデメリットは無いのでしょうか。
車両保険の契約をしていれば保険で修理が出来る
保険を使って修理が出来るかどうかは、車両保険に入っているかどうかで違います。車両保険にさえ入っていれば、保険を使って修理をすることが出来るのです。これはエコノミー型(車対車+A)の自動車保険でも大丈夫です。
逆に、車両保険に入っていなければ、自腹で修理するしかありません。
保険を使って修理すべきかどうか
車両保険に入っていれば、保険金を使って修理できることが分かりました。それでは、保険金を使って修理するのが正しい選択なのでしょうか。
実は、これは、意外と難しい問題です。なぜかというと、自動車保険というのは、保険金を使うと翌年以降の保険料が上がるからです。つまり、受け取れる保険金額が小さい場合、保険金を受け取らない方が安上がりになるケースがあるわけです。
自然災害による損害を修理した場合、翌年のノンフリート等級は1等級下がります。保険を使わなかった場合は1等級上がるので、トータルで2等級分の損をすることになるのです。この2等級の差は、19等級になるまで解消されませんから、ずっと不利益がついてまわるということですね。
また、自然災害にって保険を使った場合、「事故あり係数」が1年追加されます。この部分からも翌年の分が増えるのは確実です。ただ、これらのペナルティは、自損事故などで車体を損傷した場合に比べると小さなものです。
以上のような状況なら、自然災害の場合は、保険を使った方が有利なケースが多いでしょう。ただ、軽微な損傷なら自腹で修理した方が良いケースもありそうです。
どちらにしても、保険を使うべきかどうかは、保険会社や代理店と相談の上決定すると良いでしょう。
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