NKSJホールディングスの値上げ率が決定| 不思議なことがいくつかあります

以前、NKSJホールディングス傘下の損保ジャパンと日本興亜損保が自動車保険の保険料の値上げをするという記事をご紹介しました。しかし、前回ご紹介したときには、正確な値上げ率は決まっていませんでした。

今回、具体的な値上げ幅が決まったようですね。平均で2.5%の値上げになるようです。1

一応、値上げの理由としては、消費税率アップによる保険金の支払いが増えるからということを言っています。保険料自体には消費税はかかりませんが、修理費用などによる保険金の支払いが増えるということで、必要だと言う理屈です。

ただ、火災保険は値上げするなんて話は聞きません。同じ理屈なら、火災保険なども上げてもいいのですけどね。報じられているのは自動車保険だけです。ちょっと便乗値上げの匂いがするのですけど。

ちなみに、値上げのタイミングは、損保ジャパンの方が少し早く、7月に値上げをするようです。この両社は9月1日付で合併することが決まっています。そのタイミングまで待たずに値上げをするということなのですね。

わずか2か月なのに、ずいぶん急ぐのですね。2か月程度なら待てば良いと思うのですけど。資料の作成などで、逆に手数料がかかると思うのですが。先行して値上げをするメリットの方が大きいと言う判断でしょうか。

損害保険大手NKSJホールディングス <8630> 傘下の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は7日、消費増税の影響などで自動車保険料を平均2.5%値上げすると発表した。消費税率引き上げが主な理由。9月1日の両社合併後の新商品から適用するが、損保ジャパンが販売する保険については7月から先行して実施する。

損保ジャパンと日本興亜損保の合併について

ちなみに、損保ジャパンと日本興亜損保の合併について簡単に細くしておきましょう。

合併は上に書いたように9月1日です。新しい会社名は、「損保ジャパン日本興亜」です。両社の名前をくっ付けただけの安易な名前です。

日本の金融機関は、この手の元の会社の名前をくっ付けただけという名前が多いですよね。はっきり言って、顧客のことを考えないふざけた名前だと思うのですけど。長すぎて不便だし。

企業側としてはどういう認識なのでしょうか。お互い譲れない事情でもあったのでしょうか。なんだか、面子最優先で、譲れなかっただけと言う感じしかしません。

ちなみに今回合併する両社は、どちらもNKSJホールディングス傘下の企業です。ですから、合併自体はそれほど障害は大きくないのでしょうね。でも、名前に関しては妥協できなかったと。

  1. 損保ジャパンと日本興亜、自動車保険料2.5%値上げ(時事通信)2014年4月7日 []

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平均で2万5000円、中には5万円も
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