自転車事故率が高い香川県| でも自転車事故率ってなんだ?

毎日新聞の記事に、香川県で自転車事故が多い理由を解説する記事がありました。なんでも、自転車事故率がワーストレベルなのだとか。1

記事を読む限り、香川県では自転車の交通ルールが徹底されていないのが問題であると、記者は考えているようです。記事の最後に「自転車レーンや指導帯を整備すれば『自転車は車道を走るもの』というメッセージになる」という大学教授のコメントが紹介されています。

で、自転車事故率ってなに?

この分析が妥当なものかどうかの判断は、一旦保留しておきましょう。毎日新聞としてはこう考えているということですね。

個人的にまずこの記事で気になったのは、実は記事の本題の部分ではありません。この記事の書き出しに疑問を覚えたのです。

具体的には、次のような書き出しになっています。

「自転車事故率が全国最悪レベルの香川県」

一見しただけだと、何となくもっともらしい書き出しですよね。でも、ちゃんと読んでみると、はっきりいって意味が分からない書き出しです。

どの部分の意味が分からないかというと、「自転車事故率」という単語が唐突に出てくることです。これを読んだだけだと、何に対する事故率なのかさっぱり分かりません。

人口当たりの事故率なのか、警察に登録している自転車の台数あたりの事故率なのか、分からないのです。どちらの意味でも取りようがあるわけです。そして、どちらの意味かで、数字の持つ意味はぜんぜん違います。

人口当たりの事故率だったら、大きな問題ではないのかも

人口当たりの事故率だとすれば、実は香川で事故が多いのは大きな問題ではないのかもしれません。なぜなら、香川県は自転車の利用者が多いからです。

この記事のなかでも、自転車を利用する人が多いことが、次のように紹介されています。

2010年国勢調査によると、通勤・通学に自転車のみを利用する人の割合(自転車分担率)は全国6位の13.8%だ。

通勤通学での利用者が全国6位なら、人口あたりの事故率が全国1位だったとしても、驚くことではないですよね。「使っている人が多いんだから当たり前でしょ」と言うだけの話ですから。

もちろん、通勤通学で使っている人が香川県よりも多いのに、人口当たりの事故率が香川県よりも少ない都道府県もあるわけです。ですから、事故原因を検討する価値がないとは言いませんけどね。

しかしもしこの事故率が、登録している自転車台数あたりの事故率だったら、話はぜんぜん違います。通勤通学で利用している人が多い分けですから、早急に対策が必要になります。

事故率の定義の仕方で、緊急度がぜんぜん違うのです。

どうやら人口当たりの事故率と言うことのようです

ちなみに、毎日新聞の他の記事を見ると、どうやら人口当たりの事故率ということのようです。ということは、大騒ぎしすぎな記事の可能性があるということです。2

もちろん、事故を減らすための対策をした方が良いのはまちがいありません。でも大騒ぎをする前に、実際使われている自転車の利用者数に対する事故率などを調べてみるべきでしょうね。

まあ、ニュースにするためには、被害が深刻であるという印象を与えたいのでしょうけどね。しっかり読むと、冷静な分析ができていない記事と言う印象しか持ちません。というか、意図的に印象操作されたような、感じすらします。

毎日新聞、しっかり!

はっきりって今回の記事は、読んでいて不快なものでした。

自転車の利用実態を無視して、人口当たりの事故率だけで議論してしまうのは、いくら何でも単純すぎます。その上、自転車事故率なる造語を一般用語のように使用されるのも、記事としての質を疑います。

記事を読む限り、この記事を書いた記者は、統計的な分析が苦手なのかもしれません。それでも、毎日新聞として記事にする以上、別の人がちゃんとチェックした上で記事にして欲しいものです。その程度の質は、保って頂きたいものですね。

まあ、英語版の下品でデタラメな内容を長期間にわたりチェック出来なかったと言うずさんな新聞社です。今回の件などかわいいものかもしれませんけど。


  1. <自転車事故>事故率最悪の香川 混在する走行ルール(毎日新聞)2014年3月5日 []
  2. <自転車事故>事故率最悪の香川 「変形交差点」が原因(毎日新聞)2014年3月4日 []

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