日本で自動車保険に入るとなると、対人賠償責任保険や対物賠償責任保険は必ず付いてくる補償ですよね。自動車保険の契約をすると、無条件でこの2つには入れられてしまいます。しかし海外では、必ずしもそうでは無いようです。対人賠償や対物賠償よりも車両保険のほうが人気がある国もあるようです。オリコンの記事によると、ブラジルやインドネシアだと、対人賠償や対物賠償よりも、車両保険の方が人気があるようなのです。1
車両の盗難件数がとんでもなく多いのでしょう
この両国で車両保険に入る割合が大きいのは、必ずしも自動車の修理費用を心配してのことでは無いようです。どうやら、盗難事件が多く、そのための保険ということなのです。ご存じない方も多いかもしれませんが、車両の盗難に対しても車両保険は補償があります。
彼らにとっては、人にケガをさせるリスクよりも、車を盗まれるリスクの方が大きいということなのでしょうね。一人当たりのGDP から考えても、日本人以上に車は高級なものでしょうし。国情の違いが現れていて面白い傾向です。
それにしても、車両の盗難率が高いということは、車両保険の保険料も高いはずですよね。そもそも車両保険の保険料は対人賠償責任保険や対物賠償責任保険に比べて割高です。さらに割高になるということは、かなりの負担をしないといけないことになります。
ちなみにこの両国でも、日本の自賠責保険に当たる仕組みは存在するのだそうです。ということは、ブラジルとインドネシアだと、自賠責にしか入っていない車がかなりたくさん走っているということですね。この両国で車に乗るのは、ちょっと怖いなあ。
日本だとまったく逆のアドバイスがされます
最近日本では、車両保険に入らない方が良いというアドバイスをする人がいます。個人的にも、車両保険の必要性は小さいと思っています。
車両の価格が高い場合や、車が使えないと生活できないような環境にいるのなら、車両保険に入るのは悪い選択では無いでしょう。しかしそうでは無い場合は、車両保険は必ずしも必要ではないことも多いのです。
ただ、盗難の確率が高いとなると話は別ですよね。多少保険料が高くても、盗難に備える意味でも車両保険に入った方が良いでしょう。また盗難が多い国だと、落書きの被害なども多そうです。そういうものに対処するためにも、車両保険は必要かもしれません。
- 世界の自動車保険(3)日本と真逆! 第三者より車の補償を重視する2つの国(オリコン)2014年9月13日 [↩]
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