【損保会社のノンフリート等級のミス】損保ジャパン日本興亜で保険料の取りすぎが発覚

損保ジャパン日本興亜が、一部の契約者から保険料を多く取りすぎていたようです。ただ、総額で4億円程度ということですから、損保会社の保険料収入からするとそれ程大きな問題とはいえないようですね。金額からすると、誤差みたいな話です。

もちろん、被害にあった契約者にとっては、総額が少なかろうと問題です。しっかり対応していただきたいものです。1

かなり初歩的なミスをしている

ちなみに今回の保険料取りすぎですが、かなり初歩的なミスをしているようです。具体的にどんなミスかと言うと、車両保険を契約している一部の契約者に対して、保険金を請求した翌年に等級を下げすぎたのです。

何か事故を起こすなどして自動車保険の保険金を請求すると、翌年のノンフリート等級は下がります。どの程度等級が下がるかは、事故の内容によります。

自然災害が原因で車両保険を請求した場合は1等級下げるだけでいいのですが、今回発覚したケースでは、システムの不備があり3等級下がっていたということなのです。3等級下げられると言うのは、接触事故などを起こして車両保険を使った場合と同じ処理がされていたと言うわけですね。

なぜ発覚が遅れたのか不思議

でも、これって、かなり不思議なことなんですよね。

はっきり言って今回のミスは、かなり初歩的なミスです。損保の関係者なら、気づく人だって少なくないでしょう。というか、契約者の中ですら、気づく人も少なくは無いはずです。

でも記事によると、13年にわたって取りすぎていたということなんですよね。この程度のミスに13年も気づかないって、ちょっと考えにくいです。

あくまで想像ですが、多分ドキュメント上は、等級が下がった処理をしたことが示されていなかったのでしょうね。保険料の計算処理のところで、計算式が間違っていたと言うようなことなのでしょう。そのくらいしか考えられません。

返金できない人もいるはずです

今回の件では、かなり古い契約も含まれているようです。ですから、返金が出来ないケースも少なくなさそうですね。例えば引越しして住所が変わってしまうと、追跡のしようがないですからね。

それに今回の場合は、被害者自身が被害を受けていることに気づいていないでしょう。十数年も発覚しなかったような問題ですから、いまさら素人が気づくとも思えません。

保険会社がどう対応するのか、ちょっと見ものです。

  1. 損保ジャパン、自動車保険料を13年間 過大徴収(TBS系)2014年12月23日 []

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