チューリッヒ保険会社が「紹介割引」という仕組みを導入するようです。最大2500円となる、かなり大きな値引きのようです。
どんな仕組みなのか、紹介している記事を引用してみましょう。
新たに導入する「紹介割引」は、チューリッヒのスーパー自動車保険、スーパー二輪自動車保険、スーパー傷害保険、スーパー傷害保険Liteの契約者から紹介メールを受取った家族・友人が、インターネットでスーパー自動車保険を新規契約した場合、最大2500円の割引が適用される。1
率直に言って、ちょっと分かりづらいですね。どうやら、チューリッヒの一部の保険の契約者の紹介で自動車保険の新規の契約をした場合、最大で2,500円の値引きがあるということのようです。
ちなみにこの2,500円という額は、自動車保険の紹介による値引きの中では最大ということです。そういわれてみれば、比較的大きな額のような気はします。
紹介した側もメリットが
ちなみに、チューリッヒの自動車保険を知人に紹介した側にもメリットはあるようです。1人につき500円分の図書カードがもらえるのだとか。
ということは、チューリッヒとしては、1件の契約につき3,000円まで出す用意があるということですね。自動車保険の保険料を考えると、結構な大盤振る舞いのようにも思えます。
契約者を営業として使おうというコンセプトだね
こういう紹介制度を使った値引きって、要するに、既存の契約者を安価で営業職員として使おうというコンセプトですよね。
でも、ちょっと変わっているのが、新規で自動車保険を契約した人の方がメリットが大きいという点でしょうか。一般的には、営業活動をしてくれば人に対して、多くの報酬がある仕組みを取るはずですから。
日本人の中には、知人に商品を紹介して報酬を得ることに否定的な人も多いようです。知り合いを売った感覚になる人が多いのでしょう。商品を紹介された側も、悪い感情を持つことが多いようです。
そうした国民性に配慮して、新規の契約者にメリットが大きい仕組みにしたのかもしれません。
割引じゃなくて値引きだよね
最後にちょっと余談なのですが、「紹介割引」とありますが実際には値引きですよね。記事の情報が足りないだけなのかも知れませんが。
割引というのは、国語辞典には次のように定義されています。
わり‐びき【割引】
[名](スル)
1 割り引くこと。一定の価格から、ある割合の金額を引くこと。「会員には―して売る」「―価格」⇔割増し。(デジタル大辞泉の解説)
今回行っているのは、一定の割合を引いているわけでは無いようです。そうであれば、値引きというのが正確でしょう。
まあ、日常生活では割引と値引きを混同して使っている人が多いようです。ですから、特に引っかからない人も多いのでしょうけどね。
なんにしても、記事に書かれた範囲の情報だと、割引ではなく値引きに見えます。実際の割引内容をチェックしたら、本当に割り引きなのかもしれないですけど。
- チューリッヒ保険、損保業界で最高の割引額となる「紹介割引」を開始(レスポンス)2015年1月16日 [↩]
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ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。
もう少し詳しく:自動車保険一括見積もりサービスを使おう

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