損保各社はテロ保険の販売に力を入れているようです。産経新聞が伝えています。1
テロ保険というのがどんなものかというと、「海外でテロやクーデターが起きた場合、緊急避難・帰国にかかった交通費や宿泊費、危機管理対策専門のコンサルティング会社に支払った料金などを補償する保険商品」なのだそうです。ということは、建物の補償やら生命保険の機能、業務上の損失に対する補償などはついていないわけですね。
そう考えると、この保険の必要性って、ちょっと疑問がありませんか?
緊急避難や帰国の交通費・宿泊費って、それほどたいした額にはなりませんよね。コンサルティング料はそれなりに大きいのかもしれませんが、驚くような額ではないでしょう。
企業のダメージとして大きいのは、業務が滞ることによる損失や人材を失う事でしょう。保険としては、重要な部分が補償されていないというのが、率直な感想です。
経済的なダメージがそれほど大きくないのなら保険を使わないというのが、保険の基本です。その基本からすると、テロ保険の必要性はどれほどあるのかという疑問はありそうです。
「三井住友海上火災保険では、(中略)ホテルや商業施設、石油プラントや発電所の利用を見込んでいる。」という記述もあります。交通費・宿泊費などのがかかる一部の業種だけを想定しているという事なのかなあ。
あと、ちょっと解せないのが「東京五輪開催を4年後に控え、国内がテロの標的になる恐れが強まる中」という記述です。テロ保険は海外のテロを想定した保険です。だとすると、東京オリンピックは関係ないですよね。産経新聞はこの矛盾に気づいていないのかしら?
- 損保「テロ保険」強化 日本企業のニーズ急拡大
産経新聞 2016年8月24日 [↩]
【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法
自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。
ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。
保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。
ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。
もう少し詳しく:自動車保険一括見積もりサービスを使おう

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