ホンダが50CCバイクをヤマハ発動機にOEM 供給するのだそうです。現在は台湾の自社工場で作っているヤマハ発動機の「ジョグ」と「ビーノ」を、熊本のホンダの工場から供給してもらう形にするようですね。1
JAMAというところによると、国内の販売店向けの50CC以下のバイクの出荷台数は、次のように推移しているようです。
- 1980:1,978,426台
- 1985:1,646,115台
- 1990:1,213,512台
- 1995:884,718台
- 2000:558,459台
- 2005:470,922台
- 2010:231,247台
- 2015:193,842台
これはすごいですね。
変な言い方ですが、見事な右肩下がりですね。しかも、かなり速いペースで下げて行っています。今では、年間20万台も売れない状況です。
確かに最近は、スクーターってあまり見かけなくなりました。ですから、減っていっているのにはあまり違和感はないのですけどね。
率直に言うと、年間20万台売れているという事実自体がちょっと驚きでした。「そんなに売れているんだ!」とすら思ったのです。
もしかしたら、業務用で意外とニーズがあるのかもしれないですね。新聞配達やらデリバリー系の用途では50CCバイクは現在でも重宝されている印象です。こういう用途で買われているのかな。
それにしても、1980年と比べると10分の1以下に減っているのはちょっと驚きです。さすがにここまで販売台数が減ると、ビジネスのスタイルを大きく変えざるを得ないでしょう。
そういう意味で、OEM は妥当な決定だと思います。ヤマハのブランド力があれば、ある程度は売れるでしょうしね。
スクーター1台が15万円として、国内で20万台売れるとすると、売上高は全部で300億円です。そう考えると、今でも一定のサイズの市場であるのは間違いないでしょう。
また、業務上必要な人もいそうですから、撤退するわけにもいかないでしょうしね。苦肉の策と言ったところでしょうか。
何とか自社製品で勝負してきたのが、ここにきてどうしようもない状態になったという事なのかな。
厳しいのお。
- <ホンダ・ヤマハ発>二輪車で提携 50CCの生産・開発
毎日新聞 2016年10月5日 [↩]
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