カーシェアの仲介サービスAnycaの利用価値は?| ざっくり検討してみました

個人が個人に車を貸すのを助ける仕組みが有るようです。1日とか2日の単位で車を貸すと、それに見合った使用料が支払われるという仕組みです。

もっとも、このサービスが良いものかどうかは、人によりそうです。まあ、興味がある人はチェックしてみてください。

ネット上の媒体で紹介されていました

マネーの達人というところの記事で、「カーシェアで『マイカーの維持費ほぼ0円』って本当?」1 というのがありました。

簡単に言ってしまうと、次のような感じの記事でした。

  • Anyca というところが運営するカーシェアのサービスを運営している
  • このサービスは、個人が個人に車を貸すのを仲介するものである
  • 実際の利用者の中には、このサービスで得た利益で自動車の維持費を賄っている人もいる

ようするに、維持費云々は重要なポイントではなくて、お金をとって車を貸すのを助ける仕組みがあるということです。

それほど車を使わない人なら、こういう選択肢はあり得るでしょう。週末くらいしか乗らない人なら、人に貸しても、それほど不便は無いでしょうし。

もちろん、車に対する考え方にもよるでしょうけどね。人に貸すのなんて、絶対に嫌という人も多いはずです。抵抗感が強い人は少なくないでしょう。

まあ、一応、こういう選択肢があるということです。

記事の内容を鵜呑みにするのは危険

ちなみに記事の中では、実際の利用者(車を貸す側)が出てきて、このサービスを絶賛していました。でも、このインタビューに関しては、眉唾だと思っています。

というのもこの利用者は、Anyca の紹介である可能性が大きいからです。そう考えるのが自然でしょう。

というのも、そうでなければ、Anyca の利用者を探すのは簡単では無いでしょう。それほど広く普及しているサービスでもありませんからね。

となると現実問題として、Anyca の利用者を探してインタビューをしようと思えば、Anyca に誰か紹介してくれと頼むはずです。Anyca の側としては、上手くいっている人を紹介するのは当然ですよね。

そうなると、批判的な答えが返ってくるわけはありません。仮に批判があっても、部分的な問題点の指摘という程度でしょう。

それ以前に、記事の体裁を借りた広告の可能性すらありますし。まあ、疑いだしたらきりがありませんけど。

利用する上で気になる点も多い

個人的な抵抗感や、記事に対する疑念はともかくとして、実際にこのサービスを使うと思うと気になる点がいくつかあります。人に物を貸すわけですから、トラブルが起きたって何の不思議もありませんよね。

その中でも重要そうなものを、いくつか挙げてみましょう。

車の管理はどうなるんだ?

個人的にとりあえず気になったのが、車の管理や受け渡しをどうするかです。まず、車の管理について見ていきましょう。

車のオーナーは、このサービスを使っても、車のオーナーのままです。所有したまま、時々人に貸しましょうというコンセプトのサービスですね。

ですから、基本的には、車のオーナーが車の管理もすることになるようです。Anyca という会社が代わりに管理するということではありません。

つまり、今までと同じように、駐車場が自宅になければ借りる必要もあります。また、車検やら整備やらはオーナーがやらないといけません。

それに、人に貸すわけですから、清掃等にも気を使いそうですね。とにかく、メンテナンスは本人の仕事です。

車の受け渡しはどうなるんだ?

次に車の受け渡しについてです。

車の受け渡しは、オーナーと利用者が直接行う必要があります。Anyca 自体は仲介だけなので、受け渡しなどには直接的な関与はしません。

となると、1回車を貸すごとに2回は利用者と合わないと行けないということになりそうです。貸すときと返却時ですね。

具体的には、鍵のやり取りが発生します。傷の有無などは確認が必要でしょう。傷があったら、さらに手間がかかりそうですね。

率直に言って、この手間の問題はかなり大きそうです。おそらく、普通のレンタカーの窓口よりも大変なはずです。

普通のレンタカーなら、業者は自分の事務所で待っていればいいわけですよね。駐車場が隣接でしょうから。

でも、個人間の貸与となると、常に相手が自分の現在地に来てくれるわけではありません。想像するだけで、これが面倒です。

例えば、車が自宅にあり、自分が仕事先にいるとします。そうすると、車の受け渡しの為に時間を決めて自宅に戻らないといけないのです。

事故を起こした場合はどうする?

さらに面倒なのは、利用者が事故を起こした場合です。

事故が起こった時のために、利用者は1日単位の保険に入るようです。ですから、変な言い方ですが、警察沙汰になるような事故だと大きな問題は回避できるわけです。

もちろん、自分の車で事故を起こされたら、修理が出来ても嫌なものですけどね。まあ、貸してお金を取る以上は、許容しないといけないリスクでしょう。

それよりも問題になりそうなのが、ちょっとした接触で出来た傷や車内の汚れです。車の返却時に気づけば話し合う余地はありますが、あとから気づいたらちょっと大変かもしれません。

後から利用者にクレームを付けるのも、骨の折れる作業です。その上、相手が、誠意を持って対応するとも限りません。

貸している間についた傷や汚れであると証明する必要は、オーナー側にあります。それが出来なければ、泣き寝入りということになってしまうかもしれません。

ちなみに、この手のトラブルに対して、Anyca は原則として何もしてくれません。サイト内に次のような文言を見つけました。

Anycaは、原則としてお客様同士での問題解決をお願いしております。

あくまで仲介と決済だけが仕事であって、それ以外は当人同士でやってくれというスタンスなのでしょう。会社としてはリスクを負いたくないでしょうから、まあ、不思議な話ではありませんけどね。

他にも様々なトラブルが考えられる

これ以外にも、いろいろなトラブルが考えられそうです。

例えば、利用者が交通違反をして、予定通りに車が返ってこないなんてケースはありそうですね。オーナーに後から連絡が来るようなケースも有るでしょう。

更に悪いケースだと、事件に利用されるなんてリスクがまったくない話ではありません。もちろん、確率的には小さいと思いますけどね。

もっと細かいトラブルも考えられます。例えば、約束の日時に相手が現れないなんて事はありそうです。突然相手と連絡が取れなくなるかもしれません。いわゆるドタキャンのリスクもありますね。

あるいは、一旦借りてから利用の延長を申し出られることも有るでしょう。そうすると、返却日の予定をキャンセルして、翌日以降にスケジュールを空けないといけません。

探せば、さらにいろいろと出てきそうです。

金銭的なメリットよりもデメリットの方が大きな気がする

このようなトラブルや時間的な拘束が予想できるのもかかわらず、車を貸していいのかということでしょう。もちろん、それに見合うだけの収入があれば、貸すという選択肢もあるのでしょうが。

ちなみに使用料は、車のオーナーが決めることができるようです。ですから、リスクを回避するために、高めの料金設定をするというのは考えられそうです。

ただ、レンタカーなどの相場がありますから、あまり高くすることも出来ないでしょう。となると、レンターカーの半額とかくらいになるのかなあ。

実際の価格を調べてみましたが、プリウスを24時間かして、5,000円前後といった感じでしょうか。トヨタレンタカーだと、24時間で1万円前後なので、やっぱり半額くらいという感じですね。

さて、これだけの手間があって、色々なリスクがあって、5,000円です。あなたなら利用しますか?

あ、ちなみに、Anyca の取り分も忘れてはいけません。5,000円は借り手が払う額なので、あなたが受け取る額は更に小さくなります。

とりあえず、私なら、検討に値しないという結論に達しそうです。受け渡しで2回やり取りをする必要があるというだけで、もう、ちょっと、敬遠したいですね。

これが、例えば自営業か何かで、日中でも受渡しがしやすいとかなら、話が違ってくるのかもしれません。まあ、利用者を選びそうな仕組みであるのは間違いなさそうです。


  1. カーシェアで「マイカーの維持費ほぼ0円」って本当? 個人間カーシェアサービスの「Anyca」ユーザーと、中の人に聞きました。
    11/27(火) 12:04配信 マネーの達人 []

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平均で2万5000円、中には5万円も
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ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。

保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。

ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。

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