ドライブレコーダーってどのくらい普及しているの?

最近、交通事故のニュースの中で「ドライブレコーダー」という語を目にすることが増えた印象です。以前と比べて事故の状況が詳しく分かるようになったわけですから、これはドライバーにも歩行者にも朗報でしょう。

ところで、ドライブレコーダーの普及は、どの程度進んでいるのでしょうか。具体的な数字を調べてみました。

交通事故のニュースの中でドライブレコーダーという語を目にするようになった

最近の交通事故に関するニュースを見ていると、事故の状況がドライブレコーダーに記録されているケースが時々あることが分かります。「ドライブレコーダーの映像によると…」というような文言は、時々見かけるようになりましたよね。

例えば、最近のニュースで言うと、元モーニング娘。のメンバーの吉澤ひとみのひき逃げ事故の裁判で、次のようなシーンがあったようです。

検察官「ドライブレコーダーの鑑定から、事故当時は時速86キロで走行していたことが特定された。この速度から信号を見ていれば交差点の約55メートル手前で止まることが十分可能だった」。1

このニュースに限らず、ドライブレコーダーがあるために交通事故の原因が明らかになったという報道は、時々見かけます。

交通事故の場合は、警察の思い込みなどで、実態とはかけ離れたような処理がされる事があるという話も聞きます。そういうリスクを減らすためにも、ドライブレコーダーで客観的な判断がしやすくなっているなら望ましいことですね。

出荷台数は増えているの?

このように、ドライブレコーダーというのは、かなり一般的な存在になってきました。それでは、その出荷台数はどの程度増えているのでしょうか。

気になって調べてみたところ、茨城新聞に次のようなものを見つけました。2

県内の家電量販店では、売り上げが前年に比べ2~3倍に伸びているほか、大手損害保険会社が契約者に貸し出す特約を始めるなど、需要は高まりを見せている。

少なくとも茨城県では、かなり設置も売上も増えているようです。

この記事自体は、茨城県限定の話です。しかし、茨城だけの特異な現象ということでも無いでしょう。

増えた要因を見ても、茨城県に限定されるようなものではありませんからね。おそらく、全国的に見ても、ドライブレコーダーは売れているものと見られます。

統計的にも明らかに増えています

そこで、もっとちゃんとした統計は無いのかと思っていたところ、統計資料が存在するようです。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)というところが、四半期ごとのドライブレコーダーの出荷実績を調査していました。

それによると、2016年の4月からの推移は、次のようになっています。3

  • 2016年度・第1四半期(4-6月):323,407台
  • 2016年度・第2四半期(7-9月):329,219 台
  • 2016年度・第3四半期(10-12月):652,626 台
  • 2016年度・第4四半期(1-3月):386,813台
  • 2017年度・第1四半期(4-6月):418,189台
  • 2017年度・第2四半期(7-9月):430,063台
  • 2017年度・第3四半期(10-12月):848,252台
  • 2017年度・第4四半期(1-3月):857,991台
  • 2018年度・第1四半期(4-6月):787,866台
  • 2018年度・第2四半期(7-9月):863,209台

こうしてみると、基本的には右肩上がりで出荷台数が増えているのがわかります。

細かく見ていくと、2016年の10-12月期は、突然増えていますね。しかし、その後、元の水準に戻っています。これは何なのでしょうか。

あと、2017年度の10-12月期に突然、出荷台数が倍増していますね。そして、その後は、その水準を保ったまま推移しています。

新車の販売台数よりもかなり少ない

このように、ドライブレコーダーの販売台数は、確実に増えてきています。しかし、新車販売台数と比べると、すべての新車にドライブレコーダーがついているというわけではないようです。

というのも、例えば2017年の新車販売台数は5,234,095台です。4 ということは、ドライブレコーダーの出荷台数と比べても、新車の販売台数のほうが圧倒的に多いわけですね。

ドライブレコーダーが新車にだけつくわけではありません。ということは、新車の中でもドライブレコーダーがついていないものは少なくないということでしょう。

販売価格を安くしようと思うと、少しでもコストは安くしたいのでしょうか。後述するように、それほど高いものではありません。ですから、つけておいてもいいと思うのですが。

5,000円も出せば買えるんだね

ちなみに、ドライブレコーダー自体は、それほど値段の高いものではありません。安いものでよければ、5,000円もあれば購入できます。

もちろん、それなりのスペックを求めるのなら、価格も高くなりますけどね。何にしても、びっくりするほどの高額商品ではなさそうです。

とりあえず、amazon.co.jp の該当ページへのリンクでも貼っておきましょう。興味があれば、チェックしてみてください。

5,000円程度のものでも、ついていると、一応の安心感は得られるでしょう。それに、変な人に絡まれたときに、レコーダーが付いているというと、おとなしく引き下がってくれることもあるようです。

とりあえず、つけておいて損は無いものだとは思います。

ドライブレコーダーがあると示談交渉が円滑に進む

ちなみに、ドライブレコーダーの映像というと、自動車保険会社の示談交渉でも使えます。というか、そのために設置してある人が多いでしょう。まあ、他にも用途はいろいろありますが。

例えば、イーデザイン損保のサイトには、次のような記述がありました。

事故の示談交渉にドライブレコーダーの映像が使える

事故の示談交渉にドライブレコーダーの映像が使える

実際の事故映像の活用
ドライブレコーダーの映像をお客さまから提供いただいた場合は、映像を参考に客観的な事実に基づく示談交渉を行います。

あなたが事故を起こしたときに、その示談交渉をするのは基本的には自動車保険会社です。その交渉で、ドライブレコーダーの映像が使われるということですね。

具体的な証拠があると、示談交渉もしやすいということでしょう。特に、この手の交渉に関しては保険会社はプロですから、上手に使うのでしょうね。

もっとも、相手に払う金額がいくらになろうと、払うのは保険会社です。私たちの財布には影響しませんけど。

まあ、それでも、示談交渉がスムーズに行くなら、メリットではあります。

あるいは、自賠責保険しか入っていない場合や、一部の例外的な場合では、あなた自信が示談交渉をしないといけません。そんな場合も、ドライブレコーダーがあると役に立ちそうですね。

ということで、それほど高いものでもありませんし、万が一に備えて買っておいても良いのでは無いでしょうか。


  1. 吉澤ひとみ被告、憔悴…今にも消えそうな声で応答「一生忘れず過ごしたい」
    11/30(金) 7:00配信 サンケイスポーツ []
  2. 録画で交通トラブル回避 ドライブレコーダー 設置、売り上げ倍増
    11/26(月) 11:00配信 茨城新聞クロスアイ []
  3. ドライブレコーダー統計出荷実績| JEITA []
  4. 総合計(登録車+軽自動車)| 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会 []

事故車だって買い取ってもらえる

事故車でも買い取ってもらえるサービス

通常、事故車を廃車にするときには、お金を払って処分してもらうことになります。しかし、事故車でも買い取ってくれるサービスもあるようです。

【最大5万円安く!】自動車保険の保険料を節約する手っ取り早い方法

自動車保険の保険料を下げようと思ったときに、一番手っ取り早い方法は何でしょうか。おそらく、損保各社から見積もりを取り、保険料を比較することでしょう。

自動車保険の保険料が平均で2万5000円も安くなる

保険スクエアbang!サイトのコピー
平均で2万5000円、中には5万円も
安くなる人も

ただ、複数者に見積もりを依頼するのは面倒です。そこで、一括で見積もりが取れるサービスを利用しましょう。簡単な一回の入力作業で、10社以上から見積もりが取れます。

保険スクエアbang!のサイトによると、平均で約2万5000円も保険料が安くなっているようです。中には、5万円以上安くなった人もいるのだとか。

ここまでのメリットがあるのなら、チェックしない手は無いでしょう。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。