運転免許の有効期限の部分の色には、意味があります。これはご存知の方が多いでしょう。
ただ、正確にどのように決まっているかまでは知らない人が多いように思います。ちょっと確認してみましょう。
運転免許の「色」のルール
運転免許証の有効期限の部分は、人によって色が違います。このことはご存知の方が多いでしょう。
画像で確認すると、こんな感じです。

青い有効期限の部分が、人によって違います。優良ドライバーだと金色だったりするわけですね。
この青の部分の色が、人によって違うわけです。
一般的には青ですが、優良ドライバーはゴールドになります。優良ドライバーというのは、具体的には、5年間無事故、無違反という人の事を指します。
また、運転免許を取得して最初の免許証は、グリーンです。
ちなみに、有効期限も色ごとに異なります。基本的には、次のようになっています。
- ゴールド:5年間
- ブルー:3年間
- グリーン:3年間
ただ、それよりも長くなったり短くなったりすることもあるようです。例えば、「過去5年間に軽微な違反1回の」場合は、ブルー免許証でも有効期間が5年間になります。
また、ゴールド免許でも、更新期間満了日における年齢で有効期間が変わります。具体的には、満了日に70歳の人なら有効期間は「5年間」、71歳なら「4年間」、72歳以上なら「3年間」です。
もしかしてゴールド免許が一番多い?
ところで、ゴールド免許の割合って、どのくらいなのでしょうか。ちょっと興味がありませんか。
個人的には、もしかしたら、5割を超えているのではないかと思っています。都会だとペーパードライバーとか週末しか運転しないという人も多いですからね。運転する機会が少ないという理由でゴールドになっている人が多そうな気がするのです。
残念ながら、ゴールド免許の割合に関する統計は見つけられませんでした。その代わり、警察庁の更新時講習に関する統計から、ゴールド免許の割合を考えているサイトは見つけました。それによると、ゴールド免許の割合は、約57%なのだそうです。1
6割弱ぐらいというのは、たしかにイメージに合いますね。でも、警察庁のデータをもとにしたという事は、全国での平均ですよね。都会に限れば、ゴールド免許の割合はさらに高いのかもしれません。
運転しない優良ドライバーが普通の状態って、ちょっと変な気もします。
- ■ ゴールド免許証の保有者の割合について| [↩]